10月1日から生活に身近なものが相次いで値上がりします。
まずはたばこ。
山梨県甲府市の「煙草館はやかわ」では、値上げ前のまとめ買いの注文が入っていました。値上げはたばこ税の増税に伴うもので、日本たばこは1箱あたり、紙巻たばこが10円から40円、葉巻たばこが70円から130円、加熱式たばこが30円値上げされます。
値上げは2年連続です。
このほか生活に欠かせない食品の値上げも相次ぎます。
雪印メグミルクや明治は10月1日の出荷分からマーガリン類を値上げします。
コーヒーは味の素AGFが家庭用レギュラーコーヒー14品目を値上げします。価格の上昇幅は20%程度となりそうです。
また和菓子や洋菓子では、山崎製パンが173品目、パスコは71品目値上げします。
これらはいずれも原材料や物流費が高騰していることが要因です。
その原材料では、国が輸入した小麦を製粉会社に売り渡す価格が、今年4月の価格より19%引き上げられます。
また食用油メーカーは11月から1キロあたり30円値上げです。
相次ぐ値上げで家計への影響は避けられそうにありません。