県議会に抗議文「知る権利を封殺」　県有地問題の特別委廃止で

県有地問題に関する特別委員会の廃止を決めた県議会に対し、市民団体が抗議文を提出した。県議会では今月２１日、知事の方針を支持する会派の県議が、県有地問題を集中的に議論する特別委員会の廃止を求める動議を提出し、賛成多数で可決された。抗議文は桜本広樹議長宛てで、市民団体「県議会ウォッチャー」は特別委員会の廃止について、「県民の知る権利を封殺する暴挙」「二元代表制の一翼を担う議会の自殺行為」などと批判している。同団体の米山元弘代表は「議会のチェック機能を果してほしい」と話した。

１６人感染 累計５０５０人〈まとめ〉 山梨県の新型コロナ　大学で５人感染確認、クラスターか