
星のや富士(山梨県富士河口湖町)が11月26日から、「冬グランピング」を始める。
星のや富士「冬グランピング」
2019年度から実施している同イベントは、室内にこもりがちな季節に屋外で過ごすきっかけを提供し、冬ならではの自然の美しさを体感してもらおうと企画する。
昨年に引き続き開催する「冬宵焚(た)き火BAR」は、同施設内「クラウドテラス」で静かなたき火の炎を眺める夜のひとときを提供する。加えて、今年はアコースティックギターや木の温かい音色が特徴の楽器・バラフォンなどによる日替わり生演奏「森の演奏会」を行い、参加者には、ユズとブランデーを使ったホットチョコレートカクテルを提供する。
「木漏れ日デッキ」では、夜の屋外に設置したこたつに入り、たき火の音を聞きながらボードゲームができる「森ごもりラウンジ」を今年も開催する。
早朝には森の素材を使って行う「焚き火熾(おこ)し」も体験可能。午後の「クラウドテラス」で開催する企画「森のひととき」では、参加者に燻製フォンダンショコラを振る舞う。そのほか、グランピングマスターが案内人となって森を散策し、冬に見られる植物や動物の足跡、鳥などを見ることができる「冬の森 ディスカバーウオーク」も実施する。
企画責任者の大塚七々織(ななお)さんは「冬の森で炎に集い、五感を澄ます、冬だからこそ味わえるたき火の温もりや自然の美しさを感じられるように企画した。非日常の特別な時間を楽しんでもらえれば」と話す。
宿泊客限定。「冬宵焚き火BAR」のみ有料。「焚き火熾し」は要予約。公式サイトで受け付ける。
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