茅葺き屋根の家が並ぶ富士河口湖町の西湖いやしの里根場で、数十年に一度となるかやぶき屋根の修繕作業が行われています。
西湖いやしの里根場はかつてこの集落の姿だったかやぶき屋根の家々を復活させた観光施設で20棟が並んでいます。
かやぶき屋根は数十年に1度の修繕が必要で、今回はこの地域を襲った土石流の歴史を伝える砂防資料館の屋根を全て葺き替えています。
18日は職人たちが屋根に上り、新しい茅の束を手作業で敷いていきました。
昔ながらの作業風景がみられる貴重な機会で、晴れた日には富士山も見ることができます。
かやぶき職人 赤池義也さん:
「最初にふいて20年くらいたっています。傷んでいるところから新しく差し替えて補修していく」
修繕工事はあと1か月ほど続き今後、他の棟も修繕していく予定です。
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