南アルプス市で22日、200年以上続く「高尾の夜祭り」が行われました。「高尾の夜祭り」は、南アルプス市高尾地区にある穂見神社の秋季例大祭です。祭りでは、市無形民俗文化財の太々神楽の奉納や地元の小学生らによる巫女の舞が披露され、4年ぶりに餅まきも復活しました。狐に扮した小学生が舞台から紅白の餅をまき、訪れた人は我先にと手を伸ばしていました。また、祭りでは、穂見神社に古くから伝わる全国的にも珍しい「資本金貸し」も行われ、 お金を借りた商売人らが倍にして返したという風習にならい、参拝者は商売繁盛を願ってお金を奉納し その半額の新札と百萬圓などと書かれた札を受け取っていました。穂見神社は「200年以上伝わるこの祭りをみんなで後世に残していきたい」としています。
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