中古車販売大手ビッグモーターによる自動車保険の不正請求問題で、 国土交通省は12日、立ち入り検査をした甲府市住吉の甲府店について、車検業務の指定を取り消す行政処分とする方針を発表しました。国交省によりますと、「車検業務の指定取り消し」は民間車検場への行政処分として最も重い処分で、甲府店ではこのほか、車の整備事業が40日間停止されます。ビッグモーターの不正請求問題を巡っては、国交省が7月、問題が指摘された全国34の事業所を立ち入り検査するなどして、違反の調査を進めていて、34全ての事業所で、車の修理費用を水増し請求するなどの違反が見つかったということです。国交省は20日にビッグモーター側から意見を聞く聴聞を行った上で、処分を確定する方針です。
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