富士山登山鉄道について町民を対象にした講演会が5日夜、富士河口湖町で開かれ、町長が改めて構想に賛成の姿勢を示しました。町内の観光施設「河口湖 音楽と森の美術館」が、富士山登山鉄道構想について理解を深めてもらおうと開催しました。冒頭で富士河口湖町の渡辺喜久男町長が「ぜひ推進してもらいたい」と賛成の姿勢を改めて示しました。また、県の担当者に対して「地元に丁寧な説明をしてもらいたい」と地元理解へ努力を行うよう釘をさしました。一方、参加住民から構想が富士北麓地域で分断を招いているとの意見が出され、県の担当者は「今月に発足する検討会議の中間報告が出れば、地元にも説明していきたい」などと話しました。
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