人気の高級ブドウ、シャインマスカットの品評会が甲府市で行われました。
品評会の対象は比較的標高の高い場所で栽培された、遅場のシャインマスカットです。
今回はJA南アルプス市など県内3つのJAから14点が出品され、審査員らが粒の張りや味など、9つの項目をチェックしていました。
JAによりますと、19日現在の県内の出荷量は累計で5800tで、2022年の同じ時期に比べ、2割以上増えていて、出来は上々だということです。
一方、今や、シャインマスカットは全国で最も栽培されているブドウとなり、品質や価格の競争が産地間でいっそう激化する懸念もありますが…
JA全農やまなし 営農販売部 小宮山昭彦果実園芸課長:
色んな県からシャインマスカットが出てくるので、山梨のシャインマスカットの品質の高さ、味の良さを知ってもらって、山梨のブランド力を上げていきたい。
今回、出品されたブドウは22日、東京・大田市場で競りにかけられます。
なお8月、早場の最高賞を受けたシャインマスカットは3房で、35万円の値が付いたということです。
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