リネン業者の経営破たんに伴い、一時シーツの確保が困難になった山梨県北杜市で、市の観光協会はリネンの集荷拠点整備への支援を市に求めました。
2023年3月、韮崎市でシーツなどをレンタルする業者が経営破たんし、北杜市内の宿泊施設は一時、シーツの確保が困難になりました。
北杜市観光協会などが臨時でシーツの配布や回収を行っていますが、集荷は基本的に週に1回で、保管する場所がない状態が続いています。
25日は観光協会などが市役所を訪問し、上村英司市長に市内3か所にシーツ集荷の拠点を整備する際の支援を求めました。
これを受け、上村市長は「一緒になって拠点づくりの支援をしたい」と述べました。
北杜市観光協会 浅川力三 会長:
市は前向きな良い回答だった。6月議会で予算計上する話ですから、良いタイミングだったと思う。
また観光協会は、老朽化のため4月から休業している日帰り温泉施設・増富の湯の早期再開も求めました。
増富の湯はラジウムの含有量が多いことで有名な温泉で、観光客や登山者に人気の施設でした。
市は今後調査や補修工事を行って、2025年4月の営業再開を目指すとしています。
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