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2023/05/09 ,

桑の葉菓子学生考案

桑の葉菓子学生考案

 甲斐市商工会と山梨学院大の学生が協力し、甲斐市特産の「桑」を活用した商品の開発と販売に取り組んでいる。新商品の企画を通じて市の魅力発信につなげようと昨春から取り組み、これまでに県内の朝市やマルシェにも出店してきた。学生は「桑を通じて甲斐市の魅力をアピールできるような商品を今後も考えたい」と話している。  活動しているのは、山梨学院大経営学部経営学科の古屋亮教授のゼミに所属する学生。古屋教授が甲斐市商工会の職員と約5年前から交流があり、昨年4月、ゼミ生が活動を決める際に古屋教授から甲斐市特産の「桑」を紹介された。ゼミ生の一人で甲斐市在住の4年生、金田梨花さん(21)は「それまでは桑が甲斐市の特産品ということを知らなかった。市の中に眠っている魅力として発信したかった」と語る。  ゼミはこれまでに桑の葉をパウダー状にしたものを混ぜ込んだパウンドケーキとクッキー、プリン、蒸しパンの4種類を開発。桑の葉を自分たちで試食し、味の特徴を理解しながら商品開発を重ねてきた。金田さんは「独特の苦みが目立たなくなるような菓子の開発を進めた」と話す。  ゼミはこれまでに山学大の学園祭や笛吹市内のマルシェなどに参加し、商品を販売してきた。3月26日には甲斐市竜王の赤坂台総合公園(ドラゴンパーク)で開かれた「甲斐市サクラまつり」に出店。自分たちで作ったポップを使いながら桑の特徴を説明し、プリンとパウンドケーキ、クッキーの3種類計104個を販売した。  活動は新年度も継続する。ゼミのリーダーを務める4年の富田健太さん(21)は、「桑のことをどうしたら知ってもらえるかを、さらに考えながら商品開発に取り組みたい」と話した。
桑の葉菓子学生考案(山梨日日新聞)

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