大蛇に見立てた藤のツルを切り落とす伝統の「藤切り祭」が山梨県甲州市の大善寺で行われました。
藤切り祭は修験道の開祖が大蛇を退治して地域を災いから救ったという故事に基づく祭りで、約1300年の歴史があります。
今年の祭りは豊作などを祈って護摩を焚き、平和を祈る稚児の舞が披露されました。
そして大蛇に見立てた長さ約30mの藤のツルをご神木から切り落としました。
例年は祭りの参加者がこのツルを奪い合います。
しかし新型コロナの感染拡大の防止から今年もツルの奪い合いは取り止め、ご神木の周りに巻いたツルを配りました。
参加者は:
大きい物をもらえて良かった。来年は(奪い合いを)やってほしい。
来年は5年ぶりとなる盛大なツルの奪い合いが復活するのでしょうか?
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