甲府市の岡島は２日、中心街の再開発ビル「ココリ」での営業再開を前に、内覧会を開いた。内覧会には、地元の商店街や県内の経済団体などから関係者７００人余りが出席。雨宮潔社長が「甲府ならではの消費文化をつくり出したい」とあいさつした。岡島 雨宮潔社長「コンパクトでも一味違うような店が集まり、令和の地方のまちづくりとして全国に先駆けたモデルになれば」店舗は地下１階では食料品を販売する。スーパーの「明治屋ストアー」などが県内初出店となる。このほか１階には、服飾雑貨を扱い、化粧品ブランドとして人気の「ＲＭＫ」が加わる。２階では洋服やリビング用品を展開するほか、催事場では物産展なども開催する。内覧会に出席した地元商店や経済界の関係者からは、中心街の活性化に期待の声が聞かれた。甲府商店街連盟 長坂善雄会長「食品売り場もでき、大きなマンションが建設され、甲府のまちが様変わりするのではないか。グルメと観光のまちとして岡島と連携していきたい」甲府商工会議所 進藤中会頭「甲府駅から甲府城周辺、そしてココリ、銀座通りと面的な広がりができると思う。みんなでまちを元気にしていきたい」岡島旧店舗お城の南側、岡島線、銀座通りと面的な盛り上がりができる、みんなでこの町を元気にしていかないといけない」また、内覧会に出席した甲府市の樋口雄一市長は「行政としても応援したい」などと話した。甲府市 樋口雄一市長「これまで８０年、岡島中心に栄えてきた商店街なので、これからも新しい形で行政もしっかりと応援して一緒にやっていきたい」内覧会では、県内に移住した新郎新婦のミニ披露宴も行われ、新店舗と新郎新婦の門出を祝った。岡島の新店舗は３日午前１０時にオープンする。
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