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2022/12/31 ,

4WD、農薬散布ロボ 長野のベンチャー受注生産 果樹園の負担軽減 /山梨

4WD、農薬散布ロボ 長野のベンチャー受注生産 果樹園の負担軽減 /山梨

 果樹園で農薬を散布する自走ロボットの開発が進んでいる。高齢化が進む農家にとって負担の大きい作業を肩代わり。ドローンが上空から散布するのに比べ、葉の裏に薬液が届き、病虫害を防ぐ効果が高い。長野のベンチャー企業は1台約200万円で受注生産。中国メーカーは日本で100台以上を販売した。
 イーエムアイ・ラボ(長野県富士見町)は四輪駆動の農薬散布ロボットを開発している。高さと幅、奥行きがそれぞれ約1メートルの大きさで、ノズルとファンで農薬を噴霧する。パソコンで経路を設定すると衛星利用測位システム(GPS)によって位置を確認し、人が歩く速度でゆっくりと動く。
 リモコンによる操作もでき、散布中に農薬が体にかかることはない。充電式バッテリーとモーターで動き、100リットルの薬液を積めるため、約20アールの広さであれば一度に散布が可能だ。ロボットは軽トラックで運搬できる。

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