肥料や燃料にかかるコストの値上がりで利益が見込めず、山梨県内の米どころ北杜市のコメ農家からは、今後の稲作づくりを不安視する声が上がっている。北杜市でコメの生産販売を手がける望月農業センターによると、原油価格などの高騰で、トラクターや重機に使う軽油や灯油が高止まりしていて、燃料費は去年の1.5倍で、肥料は去年から単価が500円から1000円ほど値上がりしたという。経費は例年より15%の増加する見込みで、経営に危機感を募らせている。センターよると、市内の農家からは「ことしで終わりにする」などと今後の経営を不安視する声が出ていると言う。
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