1日に発表された山梨県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は170.9円で高値のままだ。灯油も値上がりしていて、家電量販店では寒い冬を節約して過ごせる暖房器具に注目が集まっている。 石油情報センターによると、県内のレギュラーの平均小売価格は1リットルあたり170.9円で前週に比べて0.2円値下がりした。ハイオクは前週より0.2円安い182.0円、軽油は0.4円安い149.0円だった。 ただ需要期を迎えた灯油の店頭販売価格は18リットルあたり1927円で前週より5円値上がりした。 原油価格の高止まりが続く中、家電量販店では省エネや換気など多機能型エアコンが人気を集めているという。甲府市内の家電量販店によると、原油価格の高騰は電気代にも跳ね返ることから、売れ筋は、省エネ型のエアコンだという。 石油情報センターは来週の価格について、オミクロン株への懸念から渡航制限が強まり、経済回復の遅れでさらに値下がりするとしている。
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