9月の新型コロナ感染者は622人で、年代別では30代以下の若年層が6割近くを占めることが、山梨県感染症対策センターのまとめで分かりました。
一方で、高齢者は減り、ワクチンの効果が表れているとしています。
県感染症対策センター(山梨県CDC)のまとめによりますと、9月県内で感染が確認された新型コロナウイルスの患者は、622人でした。
これは、月別で過去最多だった今年8月の2078人に比べ、3分の1以下に減りましたが、8月に次ぐ多さでした。
年代別では、40代が最も多く全体の17.2%に上り、次いで10代の16.4%、20代と30代の15.1%で、30代以下の若年層が全体の6割近くを占めました。
また、60代以上の高齢者は、11.7%と第3波が発生した今年1月に比べ、半分以下になっています。
県CDCは、ワクチン接種による効果が表れているとみています。
一方で、ワクチンを2回接種して感染した人は62人、全体の1割で、ワクチン接種後も日常的な予防対策の徹底を呼びかけています。