山梨県が発表した「富士トラム」とリニア新駅を結ぶ新たな構想についての意見交換会が南アルプス市で開かれました。
参加者:
「計画そのものは全く問題ないし素晴らしいと思う。恩恵が南アルプス市までいただけるのか」
県は富士山5合目までレールを敷かずにゴムタイヤで走る新たな交通システム「富士トラム」を発表しています。
意見交換会 山梨・南アルプス市 19日
19日夜は南アルプス市でおよそ300人が参加してこの構想についての意見交換会が開かれ、長崎知事が富士トラムはレールを敷かないため大規模な工事は必要ないなどと説明しました。
長崎幸太郎知事
さらに将来的にはリニア新駅と結び、そこを拠点に国中地域などにも走らせることで観光客の増加などが期待できるとしました。
参加者から南アルプス市の観光地としての資質を上げてほしい、といった意見が出されると長崎知事は「県と市、市民が議論して市内にある資源を磨き上げていく取り組みを始めていきたい」などと回答しました。
この意見交換会は来年以降も国中地域を中心に開催されます。
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