2023年は3万2000品目を超える食品が値上げするなど「値上げラッシュ」の一年となりました。
こうした中、山梨県昭和町の総合スーパーは自社ブランドの一部で値下げに踏み切りました。
安さの秘訣は?
買い物客:
「今まで100円で買えていたものが20~30円上がってとても厳しい状況」
帝国データバンクによりますと、2023年1年間で値上げされた食品は3万2395品目、1回当たりの値上げ率の平均は15%で2022年の水準を上回り、大幅な値上げラッシュの1年となりました。
こうした中、
イオンスタイル甲府昭和 阿部剛店長:
「値下げで客の期待にこたえる自信がある」
値下げに踏み切ったのは総合スーパーのイオンスタイル甲府昭和です。
イオンは、12月13日、自社ブランドの「トップバリュ」で食品と日用品あわせて29品を値下げしました。
イオンスタイル甲府昭和 阿部剛店長:
「利用頻度の高い食用油からキャノーラ油ハーフを50円引きしている」
このほか生ビールや冷凍パスタ、鍋つゆなどを10円から50円ほど安く提供しています。
また、食品以外ではティシューペーパーも10箱で20円値下げしました。
価格を下げられる秘訣は?
イオンスタイル甲府昭和 阿部剛店長:
「一丸となって販売数量を拡大する、グループの「スケールメリット」がある。製造販売の効率が上がってコストダウンにつながり、その分を価格に還元している。」
帝国データバンクは2024年の食品値上げは最大で1万品目前後と予想していて、ペースダウンはするものの、4月以降で断続的に値上げラッシュが発生する可能性を指摘しています。
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