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山梨の会社とビジネスパーソン応援マガジン「ムジーン」

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2025/01/09

「好きになってもらうきっかけ」は体験から生まれる。らしさを伝えるUX/UIって?

はじめに

「この会社、なんか好きだな」
お客様がそう思う瞬間は、どんな時でしょうか?

実はその“好きになるきっかけ”は、
ほんの小さな“体験”の中にあることが多いのです。

Webサイトを開いた時の使いやすさ。
パンフレットを手に取ったときの読みやすさ。
問い合わせへの返信が気持ちよく返ってくるスピード感や言葉づかい。

こうした小さな積み重ねが、「信頼」や「共感」につながり、
気がつくと「この会社、なんかいいな」「またお願いしたいな」という気持ちになる。

その“体験”を設計する考え方こそが、
UX(ユーザー体験)とUI(ユーザーインターフェース)です。

UX/UIって、結局なに?

「UX」と「UI」は、最近よく耳にする言葉ですが、
「なんだか難しそう」と感じてしまう方も多いと思います。

でも実は、とても身近な考え方なんです。

たとえば、あなたが旅行先の観光案内所でパンフレットをもらったとします。

  • 情報が探しやすい
  • 地図が見やすい
  • 行きたい場所がすぐ見つかる

…そんな体験ができると、「この町、親切だな」「また来たいな」って感じますよね?
この一連の心地よい流れが、UX(ユーザー体験)です。

そしてそのパンフレットの、
「見た目のわかりやすさ」「地図のレイアウト」「写真の配置」など、
手に取った瞬間にパッと伝わる部分が、UI(ユーザーインターフェース)です。

もっとシンプルに言えば:

カタカナ 簡単な言葉でいうと たとえるなら…
UX(ユーザー体験) 使う人が感じる「体験」 お店の接客や居心地
UI(ユーザーインターフェース) 見た目や使いやすさ お店のメニューや看板

つまり、UX/UIは「伝えたいことが、伝わるための道筋」を設計する考え方なんです。

 

“使いやすさ”以上に大切な、「らしさ」が伝わること。

「UX/UIって、要するに使いやすくすることでしょ?」
と思われがちですが、それだけではありません。

UX/UIの本当の役割は、その会社の“個性”や“らしさ”を、体験として伝えること。

たとえば──
同じ「お問い合わせフォーム」でも、ボタンの形・言葉・写真の選び方ひとつで、
「この会社、丁寧そう」「なんかあたたかいな」と印象がまったく変わります。

つまりUIは、その会社にしかない空気感を“見た目”に宿らせる手段
UXは、“選ばれる理由”を、お客様の体験として届ける仕組みなんです。

 

“らしさ”の体験設計が、ブランドになる。

私たちは、UX/UIを
「会社の想いを、お客様に伝わる形に整える“道具”」だと考えています。

パンフレットでも、Webサイトでも、SNSでも、
大切なのは“かっこよさ”ではなく、“その会社らしさ”がにじみ出ているか。

  • 老舗なら落ち着きと信頼感を
  • 若い会社なら遊び心とスピード感を
  • 地域密着ならあたたかさとつながりを

その空気感を、言葉や色や余白のとり方に落とし込んでいくことが、UX/UIの仕事です。

 

おわりに

「この会社、なんか好きだな」
そんな感覚は、数字や機能ではなく、“体験”から生まれるもの。

UX/UIという考え方を少し取り入れるだけで、
会社のらしさがもっと伝わりやすくなり、
「信頼」や「選ばれる理由」につながっていきます。

“伝えたいけど、どう伝えればいいか分からない”
そんなときは、ぜひ私たちと一緒に、「伝わる体験設計」を考えてみませんか?

パート1では、「自分たちの個性を見つけることの大切さ」をご紹介しました。
そして今回のパート2では、その個性を“体験として伝える方法”としてのUX/UIをお話ししました。

読んでくださった方にとって、
ブランディングが少し身近に感じられたら嬉しいです。


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