第67回県青少年読書感想文コンクール(県学校図書館教育研究会、毎日新聞社主催)の小中学校の部の特別賞表彰式が27日、甲府市の県文学館であった。小学校低学年から中学校の4部門で計約2万2400の応募があり、各部門4人計16人に知事賞や毎日新聞社賞などが贈られた。【照山哲史】
式には、受賞者のほか保護者らが参加し、表彰される我が子の晴れ姿をカメラに収める姿もあった。最高賞の知事賞を受けた4人は、それぞれの作品を朗読した。
小学校低学年の部の上野原市立島田小2年、西村花菜(はな)さんは、母親の作った弁当に入っている卵焼きが、もともと養鶏場の鶏が産んだ卵だったことを知るきっかけを読書が与えてくれたとして、その体験をまとめた。