
サツマイモなどを加工して販売する直売所と工場が笛吹市に完成しました。
フードロスをなくすため積極的に規格外の農作物を使うことが特徴です。
品質は問題ないものの形などから一般に流通しない規格外のサツマイモ。
障害者の就労支援などを行うKEIPEはこうした規格外の農作物を加工してフードロスの削減につなげようと笛吹市に直売所を設立しました。
25日は内覧会が開かれ、規格外のサツマイモを加工する工場で干し芋ができるまでの作業手順が紹介されました。
大村篤記者:
「こちらの干し芋を食べてみたいと思います。糖度が60度ということでとても甘く感じます」
また直売所ではサツマイモ以外に、農家から規格外のモモやブドウなどの果実を積極的に購入しジェラートやドライフルーツなどに加工し直売所で販売します。
農家は:
「小さいモモ、傷があるモモ、完熟品の取り扱いに困っていた。KEIPEが上手に使ってくれるので助かっている。応援していきたい」
フードロス削減の意識を高めようと工場の壁はガラス張りで農作物を加工する過程が見学できるようになっています。
KEIPE笛吹オフィス地域商社事業部 飯室和希 部長:
「農家にとって希望となるような拠点になったり、(客が)楽しめるような場所にしたい。農作業や農業にも挑戦していきたい」
この直売所は5月2日にオープンします。
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