山梨県が発表した「富士トラム」とリニア新駅を結ぶ新たな構想についての意見交換会が甲府市で開かれました。
長崎幸太郎知事:
「山梨で最大の弱点と言われていたのが2次交通の問題。これを解決することもできるようになるのではないか」
県は富士山5合目まで、レールを敷かずにゴムタイヤで走る新たな交通システム「富士トラム」を発表し、16日夜、甲府市でこの構想についての意見交換会が開かれました。
市内外からおよそ600人が参加し、長崎知事はレールを敷かないため環境にやさしく将来的にリニア新駅と結び、そこを拠点に国中地域などにも走らせることで観光客の増加などが期待できると説明しました。
参加者からはアクセスが便利になる反面、すぐに帰ってしまわないよう市内の湯村温泉街など観光地を魅力あるものにしてほしいといった意見が出されると、長崎知事は現在も取り組みを進めていて、リニアが通るころには花を開かせたいなどとしました。
この意見交換会は19日南アルプス市内でも開催されます。
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