新茶の季節といわれる八十八夜、今年は5月1日です。
きょう25日はそれを前に南部町で一番茶の摘み取りが始まりました。
一番茶の収穫が始まったのは、県内の茶どころ、南部町万沢にある「まるわ茶園」の茶畑です。
きょうは早朝から地域の住民など約10人が手摘み用に仕立てられた「やぶきた」という品種の茶畑で、大ぶりで瑞々しい新芽を手際よく摘み取っていました。
今年は3月に冷え込んだ日がありましたが、4月に入ってからは十分な日照と雨に恵まれ茶葉の出来は上々だということです。
まるわ茶園 一瀬辰治 園主:
「南部茶の特徴は山のお茶で香りが良いこと。おいしい香りの出るお茶に加工していきたい」
きょう収穫されたのは約60kgでさっそく製茶されました。
貴重な手摘みの一番茶は高級品とされ、予約販売以外の一部は今週中にも、道の駅などで100gあたり2000円ほどで販売されます。
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