有田焼の陶芸家で人間国宝の十四代目・今泉今右衛門さんの陶器の展示会が甲府市で開かれています。
上品な菊の花や…優しい風合いの梅があしらわれた陶器。
色絵具で模様を表現する「色絵磁器」という技法を用いたもので、有田焼の陶芸家で人間国宝の十四代目・今泉今右衛門さんと技術保存会が制作しました。
この展示販売会の開催は山梨県内では6年ぶりで、会場には皿や花瓶など66点が並べられています。
作品は青みがかった白の上にあえて白い文様を描いていることが特徴で、優しさと透明感に包まれた作品からは人間国宝の繊細で高度な技術力を感じることができます。
今右衛門陶舗 今泉善雄さん:
「作品と対話をしながら見てもらうと非常に楽しい。6年前と違う作品をぜひ皆さんでご覧いただいて、また次の十四代の作品に期待していただきたい」
この作品展は2月5日まで甲府市の岡島で開催され、3日と4日は今泉今右衛門さんが来場する予定です。
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