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2022/12/14 ,

長野県民のソウルフード ビタミンちくわ パッケージ柄のご当地カツサンド新登場 

長野県民のソウルフード ビタミンちくわ パッケージ柄のご当地カツサンド新登場 

株式会社トラットリアフォルツア(長野県安曇野市)が、長野県や関東地方などで展開する宅配パンの期間限定商品に、ビタミンちくわの元祖・株式会社スギヨ(石川県七尾市)のビタミンちくわを使った「ビタちくカツサンド」が登場した。

ビタミンちくわが1952年に石川県で発売されてから今年で70年。長年親しまれているパッケージ柄を、ビタちく史上初めてパンに印刷した「ビタちくカツサンド」が、宅配パンのトラットリアフォルツアで発売された。12月28日まで。合わせて「ツナマヨちくわ」も販売する。

商品概要
 

商品名:ビタちくカツサンド
特徴:ビタミンちくわのパッケージ柄を特殊な技術でパンの両面に印刷。中にはビタミンちくわをフライにしてカツソースをからめた具材をサンド。
価格:310円(税込)
販売場所:長野県全域と群馬県、山梨県、栃木県、埼玉県、神奈川県の一部の配達エリア
 

商品名:ツナマヨちくわ
特徴:ビタミンちくわを丸ごと1本のせたボリュームたっぷりのパン
価格:330円(税込)
販売場所:同上
 
ビタミンちくわとは

大正時代、能登半島近海でアブラツノザメが大量に水揚げされた。能登ではサメを食べる習慣がないだけでなく、サメは漁網を切ってしまう厄介者。
これらを何とか役立てられないかと気仙沼から職人を呼び、1923年にアブラツノザメを使ったちくわの製造を始めた。その後、サメの肝油にビタミンがA,Dが豊富に含まれていることがわかり、1952年、サメを使ったちくわを「ビタミンちくわ」の名で発売した。
 
長野との不思議な関係

発売当時は戦後の食糧難。手軽に栄養が摂れるとして石川だけではなく、海のない長野からも引き合いが多かった。七尾港から直江津港へ、そして荷馬車で長野県内へと運ばれた。長距離を衛生的に運ぶため、ちくわの穴に塩を詰め、炭火で乾燥させた木箱に入れるなど工夫した。ビタミンちくわは貴重な魚のタンパク源であり、塩まで手に入るとあって人気が高まった。
70年間変わらず石川で作っているにも関わらず、いまでは「長野県民のソウルフード」と呼ばれ、生産量の約7割が長野で食べられている。
関連URL

商品紹介https://www.trattoriaforza.com/news/2022/11/125-1.html
ビタミンちくわヒストリーhttps://www.sugiyo.co.jp/special/story/vitachiku.phphttps://www.sugiyo.co.jp/kurobe-dam/
 
お問合せ

株式会社トラットリアフォルツア
〒399-8204 長野県安曇野市豊科高家2287-31
TEL:0263-87-7680
MAIL:info@trattoriaforza.com
HP:https://www.trattoriaforza.com/index.html
株式会社スギヨ
〒926-0835 石川県七尾市西三階町10号4-1
TEL:0767-53-8404
MAIL:kouhou@sugiyo.co.jp
担当:水越
HP:https://www.sugiyo.co.jp/

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